優れたBtoBサイトのポイントとは?≪ユーザーの生の声をサイトに活かす方法≫

こんにちは。 本日はサイト診断をしていて見つけた、ユーザーの生の声をうまくサイトに活かしているホームページをご紹介したいと思います。
目次

◎ユーザーの生の声をサイトに活かす方法

今回ご紹介するのは、後付けできる家庭用の自動開閉ドアシステムを取り扱う株式会社ユタカ電子製作所のホームページです。  エンドユーザーが一般家庭となるため、BtoBサイトでもやや民生寄りのサイトではありますが、参考になる点はたくさんあると思います。では実際に見ていきましょう!

“今ご使用の玄関ドアを自動ドアに!”というキャッチコピーや親しみやすいメインビジュアルから一目で家庭用の自動ドアを取り扱う会社なのかな?と想像がつきます。後付け自動開閉システム玄関ドア「リムロック」とはどのようなものなのか?その特長もトップページで簡潔にまとめられており、また、You tube動画からは実際どのように製品を使用するのかイメージも掴みやすいです。「スマートロック」との違いの説明や他社製品との比較表もユーザーが比較検討する際にとても便利ですね!


細部までユーザー目線で考えられているホームページですが、特に注目すべきポイントは《ユーザーの生の声》の取り入れ方と見せ方です。まず見ていただきたいのは、トップページの中ほどにある【リムロックの活用事例】です。 「一人暮らしの高齢者向け」「車いす生活の方向け」「介護犬と暮らす方向け」「身体障害者の方向け」といったシチュエーション別に窓口が分かれています。 例えば「車いす生活の方向け」をクリックしてみると、車いすを利用しているユーザーの実際のお悩みや要望 ⇒それを解決するための提案 ⇒設置後のユーザーの感想が時系列に記載されています。ユーザーのお悩みを起点に、それをどのように解決できるのかがわかり、初めてサイトを訪れた方も安心感を得られます。設置後の「お客様の声」のフィードバックがあることで、さらに説得力が増しますね。 加えてこのサイトのすごいところは、活用事例以外にも実際に製品購入した【お客様の声】というコンテンツを設け、ユーザーの生の声を反映しているところです。 中にはインタビュー形式で記載されているものもあり、購入の動機や実際に使ってみた使用感など活用事例とはまた違った切り口で生の声を知ることができます。通販サイトで「クチコミ」が重視されるように、BtoBのサイトでも製品検討の際、ユーザーの声があると安心感を得られますよね。

◎今回のポイント

シチュエーション別のお悩みを起点に、解決後のユーザーの生の声を取り入れる                 ユーザーの様々なお悩みに対し、それをどのように解決したか、またそれに対するフィードバックを「お客様の声」として記載することで、より説得力が増します。                                ・実際に製品を購入し、使用したユーザーの生の声を記載する                             購入の動機や実際に使ってみた使用感など記載することで、製品購入を検討しているユーザーに安心感を与えます。  企業のホームページでは、自分たちの製品のメリットや強みを強調することももちろん大事ですが、実際に製品を使用・導入したユーザーの生の声があるだけで説得力が格段に変わってきます。皆さまもぜひ今回のブログを参考にしてみてください!
目次