換気口業界

Webサイトの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にWebサイトを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のWebサイトを主観的に評価しコメントしています。業界内では得ることが難しい第三者の意見として、Webサイトの改善にお役立ていただければ幸いです。

診断日:2018年9月


株式会社ユニックス

診断URL:https://www.unix-coltd.co.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
すごく好感の持てるサイトです。TOPページの製品のキャッチコピーを見るだけで期待感が高まりました。それだけでレベルの高さがわかります。【ユニックスについて】【製品のこだわり】は特によくできています。換気口専門メーカーとしての姿勢が伝わります。【換気口製品検索】も使い勝手が良くストレスなく閲覧できます。フィルター購入のページがあることも良い点です。ただ、重箱の隅をつつくようですが少し気になることがあります。ヘッダーの「新規会員登録」はいらないと思います。「マイページ」ひとつで十分。また、UNIX STOREは別ウインドウで開くほうが使い勝手がよいように思います。モバイル対応もしておいたほうが良いでしょう。とはいえ同業者にも見習って欲しいほどレベルの高いサイトです。


株式会社シルファー  

診断URL:https://sylpha.co.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
分かりにくいというほどではありませんが、もう少し情報の整理整頓をしたほうが良いでしょう。その典型例は【製品一覧】と【換気口販売】の役割がかぶっていること。レイアウトが違うだけでどちらも結局同じ製品一覧なのです。レイアウトとしては換気口販売のページのほうが分かりやすく製品分類ができています。製品一覧ページはコンテンツエリアの情報とサイドメニューが同じで意味のないものになっています。またトップページで”現代の住環境を快適にしたい。シルファーは、換気と健康を考えています。~以下省略”と主張しており、その直下に”換気は住まいの呼吸です。新鮮な空気で 住まいも暮らしも すこやかに・・・”というバナーを置いていますが、リンク先が製品になっています。この場所にリンクを置くならリンク先は【会社紹介】の下層ページである「取り組み」もしくは「環境試算」などがよいのではないでしょうか。そうしたうえでもっと濃い情報を発信していくべきです。ユーザー視点でサイトの細部にまで気を配ることをお勧めします。


アイエム株式会社

診断URL:https://www.imcompany.com/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
文字が小さくごちゃごちゃしていて何を見たらよいのか迷ってしまいます。まずは情報を整理整頓し優先順位を明確にする必要があります。それからグローバルメニューの構成を見直すことをお勧めします。グローバルメニューはそのサイトの中にあるメニューを入れるのが基本。アイエムドア(https://www.imdoor.com/)やアイエムリビング(https://www.imliving.com/)へのリンクはグローバルメニュー以外で行ったほうが良いでしょう。また【製品一覧】も良くありません。紙のカタログをそのままWebサイトに持ってきているので視認性が悪く、自分に合った製品を選びにくいのです。カタログを見て欲しいのか?製品を知って欲しいのか?買って欲しいのか?目的をはっきりさせたほうが良いでしょう。すべてを追っており「二兎追うものは一兎をも得ず」になってしまっています。


宇佐美工業株式会社

診断URL:http://uk-usami.co.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
きれいに仕上げており好感が持てるサイトです。TOPページのメインビジュアルで”Made in Japan”にこだわっている点にも好感が持てます。しかし、Made in Japanはユーザーニーズではありません。イメージに留まっておりもの足りません(好きなサイトだからこそ言わせてもらいます)。ユーザーニーズは何なのか?具体的に掘り下げてどうやってそれに応えているのかを表現するほうが説得力があります。日本市場での差別化はMade in Japanでは困難です(唯一の日本メーカーで海外メーカに対する差別化なら別ですが・・・)。Made in Japanは思考停止に陥りやすい危険な言葉。そこから先を考えることが差別化につながります。むしろ【換気口について】のページに良い情報があるのでそれをブラッシュアップするともっと良くなります。具体的には「自然換気と強制換気」「壁面汚れ対策の充実」「熱交換換気」「特別仕様」です。Webサイトのターゲットがプロユーザーならば、エンドユーザーへ自信を持ってお勧めできる理由をわかりやすく表現する必要があります。どちらにせよユーザー視点でのリライトをお勧めします。また製品一覧では拡大画像よりもCADデータのダウンロードのほうが設計に役立つ情報だと思います。


西邦工業株式会社 

診断URL:http://www.seiho.com/jp

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
豊富な情報の良さを引き出すことがこのサイトの課題です。換気口に関する膨大な情報のなかから自分が欲しい情報を簡単に見つけられるよう、徹底的に情報設計することをお勧めします。それがうまくできていないためごちゃごちゃしてしまい、良い情報があってもなかなか見つけることができなくなっています。まずはグローバルメニューを精査してサイト内をすべて同じヘッダー(メニュー)にするところから始めることをお勧めします。また、TOPページにあるサイドメニューの「実績表(Project)」は英語ページなので不親切です。サイト内検索も、Google検索へジャンプしておりキーワードによっては他社の広告も入るのであまりお勧めできません。


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Webサイト診断

※本資料では、執筆者宮本が特に気になった5社のWebサイトを対象に診断を行っています。
※Webサイト調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。

執筆者紹介
宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)
「これまでの経験を活かし第一印象からWebサイトを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」
《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」URL:https://eijimiyamoto01.blogspot.jp/