コルク建材業界 Webサイト診断

ホームページの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にホームページを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。
この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のホームページを主観的に評価しコメントしています。
業界内では得ることが難しい第三者の意見として、ホームページの改善にお役立ていただければ幸いです。

診断日:2023年8月

目次

東亜コルク株式会社

診断URL:http://www.toa-cork.co.jp/

診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
情報量が豊富で魅力的なサイトです。【コルクのある暮らし】では、コルク初心者のユーザーがコルクという素材に興味をもち、商品もチェックしてみたいと思わせるような情報が載っていました。中でも「建物別コルクの選び方」は建物の用途別、部屋別でおすすめのコルクが紹介されており分かりやすかったです。商品ページへのリンクもしっかりついているのでユーザーにも親切なつくりです。このように優秀なコンテンツを有するサイトですが、気になる点もいくつかありました。まず、サイトの作りが古いため文字が小さく視認性が悪いのはもったいないです。またお問い合わせ以外のページがSSL未対応な点もセキュリティ面ではマイナスの印象を与えてしまいます。そしてGoogleカスタム検索を使用していることも気がかりです。キーワードによっては競合の広告が表示されていますので、早急にサイト内検索に切り替えることをオススメします。この機会にリニューアルも視野に入れサイトの見直しを行なってみてはいかがでしょうか。

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エーディーワールド販売株式会社

診断URL:https://www.ad-world.co.jp/

診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
製品の魅力がよく伝わるレベルの高いサイトです。まずメインビジュアルで “厳選された上質な国内在庫セレクション” “静かで柔らかい・薄くて強いコルクフローリング” など取り扱いブランドの魅力を端的に伝えています。さらにコンテンツを見てみると、【PRODUCTS】では仕様等の情報、【BRANDS】ではブランドストーリーを中心に伝えているので、ユーザーは興味のある切り口から製品を知ることができます。そして、何より感心したのが施工事例を紹介した【WORKS】のページです。一見写真だけのように見えるのですが、気になった事例を選ぶと「詳しくはこちら」というボタンがあり、より詳細な事例が掲載されたニュースレターのアーカイブに飛ぶことができます。この作りが、同時にニュースレターのアピールにもなっているのもうまい構成だと感じました。更新も定期的に行なえているので、今後も引き続き頑張って運用していってもらいたいと思います。

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  • 本資料では、執筆者宮本が特に気になった2社のホームページを対象に診断を行っています。
  • ホームページ調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。

執筆者紹介

宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)

「これまでの経験を活かし第一印象からホームページを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」

《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」

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