リニアシャフト業界 Webサイト診断

 

Webサイトの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にWebサイトを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のWebサイトを主観的に評価しコメントしています。業界内では得ることが難しい第三者の意見として、Webサイトの改善にお役立ていただければ幸いです。

診断日:2021年9月


オザック精工株式会社

診断URL:https://www.ozak.co.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
サイトを開くとすぐにオンライン商談受付フォームが立ち上がり、きちんとコロナ禍に対応した運用をされていることが伝わりました。新製品情報がまめに更新されている点も好感が持てます。しかし、熱心に運用しているがゆえにサイトの規模に対して情報が多くなり過ぎ、全体的にごちゃごちゃとした印象になっているように感じました。【製品情報】が淡々としていて個別製品の情報が薄いことや、文字サイズが小さいこともそう感じてしまう一因です。【オザックの提案】も貴社ならではの強みを明確に打ち出してほしいところですが、イマイチ良さが伝わってきませんでした。このサイトの目的は新規顧客の獲得だと思いますが、そのために「誰」に「何」を伝えるべきなのか?が曖昧になっているように思います。ターゲット設定と情報の重みづけを意識し、全体に見直しをかけることをオススメします。つくり自体も古くなってきているのでそろそろリニューアルの時期かもしれません。最後に、TOPページ下部の「ご相談」と「カタログ請求」のバナーがリンクエラーになっています。早急に修正しましょう。



竹内精工株式会社

診断URL:http://www.tsklmb.com/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
本社・関東・関西営業部、そしてベトナム・アメリカの現地法人を有する歴史あるリーディング・メーカーの名にふさわしいサイトを期待していたのですが・・・中身は会社案内と製品カタログの焼き直しの域を出ておらず残念な印象でした。サイト経由の新規開拓を目的にしていないのであれば今のままでも良いかもしれませんが、もし新規開拓にも注力されるのであれば改善が必要です。新規ユーザーをがっかりさせないためにも、カタログにはないWebサイトならではの情報や競合と比較して貴社の強みは何か?といった情報を紹介できると一段上のサイトになると思います。 「レスキューベランダ」の特設ページは更新もされておらず(サポートの終了したAdobe Flashがトップになったままです)今のままでは印象が良くありません。Webサイトで紹介している以上しっかり管理運用して欲しいと思いました。お問い合わせフォームを含めSSL未対応な点も問題です。この機会に今後のサイトの役割や運用体制についてしっかり検討されることをおすすめ致します。



株式会社HLリニアシステムジャパン

診断URL:http://www.hl-linearsystemjapan.com/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
必要最低限のコンテンツは用意されていますが、製品の特長や貴社の強みが伝わりにくく、あまり印象に残らないWebサイトです。トップのキャッチコピーで “安価” “コストダウン” を強調されていますが、その裏付けとなる価格情報は見当たりません。【製品一覧】の各製品ページもほぼカタログの焼き直しのような状態で残念な気持ちになりました。競合他社と比べた貴社の強みやウリはどのような点なのかを再考し、キャッチコピーの見直しや裏付けとなるコンテンツの準備が必要です。また、新規ユーザーの獲得を狙うサイトという位置づけなのであれば購入までの流れや納期、価格、導入事例、Q&Aなどのサポート情報があると初めて訪れたユーザーにも親切です。見積依頼フォームとサンプル請求が【お問い合わせ】の中にまとまっていない点も気になりますし、新着情報は2019年4月でストップしています。そろそろWebサイト全体の見直しが必要かもしれません。



森本精密シャフト株式会社

診断URL:https://www.e-mss.co.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
採用情報もしっかり用意されており、カタログ・会社案内・CADデータもダウンロードできて悪くはないのですが、少し物足りなく感じました。その理由は、新規見込み客に選ばれるための情報が足りず決め手に欠けていることです。お客様に選ばれる理由を用意し、キャッチコピーをブラッシュアップすることをオススメします。例えば ”お客様の「信頼と満足」が森本精密シャフトの基本です。” というコピーの背景は【会社情報】の「挨拶・経営方針」で少し触れていますが、それだけでは弱いです。もっと具体的に、できるだけ詳しく説明すれば貴社の魅力が今以上に伝わるでしょう。また、【製品紹介】では ”常時豊富なブランク在庫” ”加工パターンの標準” が具体的にどのくらいあるのか?他社に比べどのくらい多いのか?が分からなければ判断できません。Webサイトでは普段お客様に提供している価値を出来る限り具体的に表現する必要があります。豊富な検討材料と効果的なオファー、購入後も安心できることを伝えるサポート情報を追加することがこのサイトの課題です。


※本資料では、執筆者宮本が特に気になった4社のWebサイトを対象に診断を行っています。
※Webサイト調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。

執筆者紹介
宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)
「これまでの経験を活かし第一印象からWebサイトを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」
《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」URL:https://eijimiyamoto01.blogspot.jp/