画像処理用LED照明業界

Webサイトの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にWebサイトを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のWebサイトを主観的に評価しコメントしています。業界内では得ることが難しい第三者の意見として、Webサイトの改善にお役立ていただければ幸いです。

診断日:2020年4月


有限会社シマテック

診断URL:https://www.shimatec-led.com/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
デモ機貸出、照明選定サポート、カスタムについてなど一般的なお問い合わせ以外のコンバージョンを用意しWebサイトを活用していきたいという姿勢が感じられました。
まず ”お客様に合わせた画像処理照明をご選定いたします” というキャッチコピーに興味を持ったので詳細を見てみたいとリンクを探したのですが、すぐに見つけることができませんでした。せっかく「シマテックLED照明選定サポート(https://www.shimatec-led.com/sentei.html)」というページが用意されているのにもったいないです。というのもこのページはユーザーにとって役立つ情報なのはもちろん、貴社にとっても「デモ機貸出」につながる重要なページだと思います。Webサイトを隈なくチェックするユーザーは残念ながらほとんどいません。だからこそ見て欲しい情報はユーザーの目に留まりやすい場所に配置することが重要。そうすればWebサイトで埋もれてしまっている優秀なコンテンツにもっと着目してもらえるようになると思います。


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Webサイト診断

株式会社シバサキ

診断URL:https://led.shibasaki-inc.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
よくできたサイトです。メインコンテンツである【製品情報】は画像・説明文ともに製品の特徴を捉えていて選びやすいですし、「65W蛍光灯の生産が終了しました」というコンテンツでLEDへの移行を促しているのも上手いと思いました。
しかし、Webサイトの表示が遅すぎます。アクセスしてからトップページが表示されるまでに7~8秒も掛かってしまいました。Webサイトの速さを計測するGoogle提供ツールPageSpeed Insightsでも、速度インデックス6.6秒と診断されています(2020年4月3日時点)。サイトを訪れたユーザーがページ表示までに待てる時間は長くても3秒が限界と言われており、それを超えると離脱してしまう割合がグっと上がります。どんなに素晴らしいサイトでも見てもらえなければないのと同じことです。
最後に、内容面ではすでにレベルの高いサイトではありますが、サイトのゴール設定を明確にすると今よりもレベルアップできると感じました。「テスト機貸出し」「OEMのご相談」「見積依頼」などニーズごとにフォームを用意したり、関連ページからの導線を強化することで、ユーザーが問い合わせしやすいWebサイトにすることをお勧めします。


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Webサイト診断

株式会社アイテックシステム

診断URL:http://www.aitecsystem.co.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
2019年10月にWebサイトリニューアルされています。文字の視認性もよく、整然としていてレベルの高いWebサイトです。【生産終了品】もグローバルメニューやINFORMATIONにしっかりと記載されていて、ユーザーの利便性を考えているな、と感じました。
気になった点ですが、まずはトップのキャッチコピーについてです。“光で未来を創造する LED” となっており、第一印象で「LEDメーカーなのかな」と推測できますが、3枚目の画像の “暮らしの品質を支える画像処理照明のエキスパートです” というキャッチコピーのほうがひと目で何をしている会社なのかがわかりやすいです。【カタログ DL】はログイン必須となっていますが、真っ白なページの上部に「ファイルをダウンロードするにはログインしてください」という一文でページが終わってしまっているので、初見ではエラーページかと思いました。新規ユーザーにとって個人情報の登録はハードルが高いものです。せめて「新規登録はこちらから」といった誘導があると親切かもしれません。また、細かいところですが【生産終了品】などのPDFは別ブラウザで開くようにしたほうが良いでしょう。
Webサイトはリニューアルしてからが本番です。お知らせやコンテンツの更新などをマメに行なうようにしましょう。


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Webサイト診断

日進電子工業株式会社

診断URL:http://www.nissin-ele.co.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
2009年のサイトリニューアル以降、基本構造は変わらず展示会出展時や新製品が出たタイミングで情報を更新しているサイトという印象です。【技術資料】の情報更新日はリニューアル時の2009年、内容から察するにカタログか何かの情報をそのまま載せている感じでしょうか。
【カタログ請求】の「電子ブック」はページを見てもらった方がより理解が進むと思うので、flash版ではなくリンクを追加しましょう。請求フォームについても、サイト上で全カタログPDFダウンロード可能ならわざわざフォーム経由で請求する人はいないのでは・・・と思いました。そもそもカタログ請求ページ(http://www.nissin-ele.co.jp/catalog/index.php)自体グローバルメニューに置くほどのものなのでしょうか?わざわざここに置く必要はないような気がします。
また、ユーザーが個人情報を入力するフォームは最低限SSL化しておくことをおすすめします。トップページの新製品のラインナップはおそらく一定のタイミングで入れ替えているのかと思いますが、まずはこのサイトの構成や情報の取捨選択や方向性の見直しをするべきだと思います。


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Webサイト診断

ルナライト株式会社

診断URL:https://www.lunalite.co.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
LED製品のカスタマイズ・OEMに特化したシンプルでわかりやすいビジネスモデルで好感が持てます。サイトもよく考えて作られていると思います。しかし、リニューアルした当時と市場環境もユーザーの知識レベルも変わってしまったので見直しが必要です。グローバルメニューの【LEDのメリット(https://www.lunalite.co.jp/led/)】がその典型です。LED製品のカスタマイズ・OEMを検討するビジネスユーザーならすでに知っていることではないでしょうか?LEDの良さは様々なところで喧伝され、もはや価値ある情報ではありません。今の時代に合った価値ある情報を提供したほうが良いでしょう。
「バングラデシュ工場について(https://www.lunalite.co.jp/factory/)」は工場内の様子がつかめ、安心感を与える良い情報です。さらに実績数や事例紹介など、初めての取引で不安を抱えたユーザー向けの情報を厚くすることをお勧めします。


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Webサイト診断

※本資料では、執筆者宮本が特に気になった5社のWebサイトを対象に診断を行っています。
※Webサイト調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。

執筆者紹介
宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)
「これまでの経験を活かし第一印象からWebサイトを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」
《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」URL:https://eijimiyamoto01.blogspot.jp/