イオナイザー業界

Webサイトの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にWebサイトを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のWebサイトを主観的に評価しコメントしています。業界内では得ることが難しい第三者の意見として、Webサイトの改善にお役立ていただければ幸いです。

診断日:2019年10月


株式会社TRINC

 

診断URL:http://www.trinc.co.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
リニューアルされたことでサイトの課題が解決したようです。豊富なコンテンツを生かすための整理整頓が必要だったのです。前回の診断(2018/04)からずいぶん良くなっています。役立つ情報や説得力のあるコンテンツが多く、専門メーカーの情報発信のお手本になる点が多いサイトです。導入実績集や採用先情報に加え、関連書籍や革新技術などコンテンツは申し分ありません。さらにセミナー、コンサルティング、各地のデモセンターや出張展示会など商談へ繋がるゴール設定もできています。ここまでできているなら、普及型製品ブランド「ローエン」の特設サイト(http://www.lohen.jp/)もせっかくなのでSSL対応することをお勧めします。


春日電機株式会社

診断URL:https://www.ekasuga.co.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
トップページのメインビジュアルがFlashのままです。Flashは2020年末でサポートを終了することを2017年に発表しています。すでにWebブラウザを提供するGoogle・Apple・Microsoft・Mozillaも、Flashからの移行を進めています。このサイトは2年近くも未対応が続いていることになります。早急に対応することをお勧めします。サイトの中身に関しては、コンテンツはそろっているので個々のページのブラッシュアップが次の課題。例えば【実用事例】。現状ではラインの概略図が紹介されており、どの製品が使われているか説明していますが、ユーザーが知りたいことは他にもあります。ユーザーの抱える問題をいかに解決したのか?どのくらいの改善効果が得られたのか?改善するための障壁はあったのか?どうやって障壁を乗り越えたのか?などユーザー起点で事例をブラッシュアップすることをお勧めします。プロユーザーは複数のサイトを比べながら情報収集し、自社に最も合った企業を選定しています。同業者のサイトを研究し、そのうえで自社の持ち味を生かすコンテンツを用意すること、そして最新の状態を維持することがサイト運営の基本です。


シムコジャパン株式会社

診断URL:http://www.simcoion.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
少しデザインが古く感じてしまいましたが、オーソドックスで手堅い作りのWebサイトです。ストレスなく情報を見つけることができました。コンテンツのバランスが良いことも使い勝手の良さにつながっています。デモ機貸出、修理見積依頼表、非該当証明発行依頼書、資料請求、カタログ・図面ダウンロードとユーザーの行動を後押しするゴールも作れています。SSLにも対応しており安心して問い合わせできる環境も提供できています。ここまで出来ているなら、せっかくなので個人情報に関わるフォームだけでなくサイト全体をSSL対応にすることをお勧めします。この他に気になったことが2つあります。1つは製品情報です。【製品一覧】と【製品セレクション】の2つを用意する必要性が少ないと感じました。【製品一覧】に「機種別で探す」と「用途別で探す」を用意すれば事足りる内容だからです。もう1つはリンク切れです。【導入事例】の部分に複数のリンク切れがあります。確認し修正することをお勧めします。


シシド静電気株式会社

診断URL:http://www.shishido-esd.co.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
トップページのメインビジュアルがFlashのままです。Flashは2020年末でサポートを終了することを2017年に発表しています。すでにWebブラウザを提供するGoogle・Apple・Microsoft・Mozillaも、Flashからの移行を進めています。なのに・・・そのままになっているのが気になってしょうがありません。お知らせの更新は今も続けているのに・・・。この時点でWebページを閉じるユーザーもいるのではないでしょうか。Webサイトは会社の鏡。トップページは会社の顔とも言えるものです。静電気の困りごとで情報収集するユーザーは同業者のWebサイトも含め比較検討しているもの。製品・技術が第一なのは言うまでもありませんが、あまりにも外見に無頓着なのは感心できません。まずはWebサイトを新しくして最新の情報を公開すること。その上でユーザーの困りごと解決に役立つ情報提供を続けることをお勧めします。インターネットユーザーにとって、トップページは会社の第一印象そのものということを意識して欲しいです。


株式会社石山製作所

診断URL:http://www.ishiyamass.co.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
シンプルで使い勝手の良いサイトです。製品情報はよくまとまっています。しかし、その他の情報は同業他社に比べ少なく物足りないと感じました。その典型が【静電気について】のページです。「静電気とは?」「原因は静電気」「除電の仕組み」の3つのコンテンツともに導入で終わっています。それだけでなく石山製作所独自の知見や事例の紹介など、踏み込んだ情報提供を期待するのは私だけではないと思います。まだ会社案内とカタログをWeb上で公開しているだけのサイトです。ここからサポート情報の充実や事例の紹介、ユーザーの困りごと解決に役立つ情報などを追加することで、より良いWebサイトにすることをお勧めします。今のサイトを公開してからずいぶん時間も経っているようなので、自社の良さ、他社にない独自性を見つめ直しリニューアルを検討されても良いかもしれません。


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Webサイト診断

※本資料では、執筆者宮本が特に気になった5社のWebサイトを対象に診断を行っています。
※Webサイト調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。

執筆者紹介
宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)
「これまでの経験を活かし第一印象からWebサイトを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」
《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」URL:https://eijimiyamoto01.blogspot.jp/