電源トランス業界 Webサイト診断

ホームページの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にホームページを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。
この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のホームページを主観的に評価しコメントしています。
業界内では得ることが難しい第三者の意見として、ホームページの改善にお役立ていただければ幸いです。

診断日:2023年5月

目次

北川電機株式会社

診断URL:https://www.kitagawa-denki.co.jp/

診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。

全体的に文字の視認性もよく画像もきれいで、ストレスなく閲覧できるサイトでした。コンテンツも充実しており、 【 製品情報 】 の他に動画も多数用意されていたり、 【 ソリューション事例 】は他社とは一線を画すコンテンツでレベルの高さを感じました。しかし、気になった点もいくつかあります。まず、メインビジュアルのキャッチコピーについてです。“□医療用トランス”というフレーズも悪くはないのですが、もう一歩ユーザーの心を掴むようなフレーズがあるといいなと思いました。メインビジュアル下部にある“私たちは、みなさまから愛される「オンリー・ワン」になるために、努力を惜しみません。~以下文章”を入れるか、もっとインパクトのあるフレーズに変えましょう。次に、グローバルメニューです。コンテンツが多いので、プルダウンメニューを使ってサブメニューを表示すると、ユーザーが探しやすくなります。最後に 【 トランスについて 】 です。新規ユーザーを意識したコンテンツかもしれませんが、全体を通して貴社の強みやウリがわかりにくいのが少し残念です。 【 弊社のトランスの強み 】 といったタイトルにして、貴社のトランスのどのような点が優れているのか具体的に説明するページにしてはいかがでしょうか。

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豊澄電源機器株式会社

診断URL:https://www.toyozumi.co.jp/

診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。

製品をよく知るユーザーがストレスなく必要な情報にたどり着く事ができるサイトです。グローバルメニューも製品情報に特化しており潔さを感じました。ただし貴社をあまり知らない新規ユーザーにとっては、貴社の特長や強みが分かりづらくもったいないと感じました。 TOP のキャッチコピーに “創業以来、 TOYOZUMI は製品ラインアップの充実や高品質化へ向けた技術に取り組み、トランス業界をリードしてきました” とあるので、これを具体的に説明したページを用意すると良いでしょう。電源トランス専業メーカーとしてどのように歩んできたのかしっかり伝えることで、製品への信頼感がより増すのではないでしょうか。最後になりますが 【 お問合せ 】 にフォームが用意されていないのが気になりました。 Web サイト内で問い合わせを完了したいユーザーもいらっしゃるので、早急に対応されることをオススメいたします。また提案事例を紹介している競合サイトもあったので、貴社でも今後取り組まれてみてはいかがでしょうか。

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  • 本資料では、執筆者宮本が特に気になった2社のホームページを対象に診断を行っています。
  • ホームページ調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。

執筆者紹介

宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)

「これまでの経験を活かし第一印象からホームページを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」

《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」

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