こんにちは。
皆さんはインターネット検索をしている際、たまたま出会った知らない会社のホームページでいきなり「お問い合わせ」や「購入」というアクションをするでしょうか?答えは「NO」という方が多いでしょう。まずはGoogleやYahooなどで自分の興味のあるものや必要なものを検索し、情報がありそうなWebサイトに辿り着いたら何となく数ページみて、一回サイトを閉じるというのが一般的な行動ではないでしょうか。そして何度か検索を繰り返す中で、ようやく「こんな会社があるんだな」と認知していき、ある一定の閾値を超えたら社名検索などを行い、最終的にはお問い合わせや資料請求を行う・・・。
つまり、見込み客を獲得したい企業にとっては、まずは「こんな会社があるんだな」と知ってもらうことが何より大事だということになります。そのためには検索エンジン上で自社の製品やブランドなど関連キーワードで検索されたときに、常に自社の情報が表示されている必要があります。一番手っ取り早いのは、リスティングなどのWeb広告を実施することです。常に広告を出し続け接触頻度を高めておくことで、見込み客の候補に残る可能性を高めることができるからです。
ここで本題の、「専業メーカー※こそWeb広告を出し続けるべき理由」について、です。 (※生産財などBtoBの専業メーカーという前提で書きます。)
先ほど「広告を出し続け接触頻度を高めておくことで、見込み客の候補に残る可能性を高めることができる」と書きましたが、接触頻度を高めるためには予算が大きく影響します。例えばGoogleやYahooでユーザーがたくさん検索を行う一般消費財の場合、広告の接触頻度を高めるためにはある程度の予算が必要となります。一方、生産財や建材業界は非常にニッチな市場であり、特にその中の専業メーカーとなれば検索を行う見込み客は限定されています。つまり、限定されている見込み客に対してだけ接触頻度を高めればよいということになります。
Web広告の中でもリスティングのような運用型広告は低コストで、自社の製品を見込み客が探しているタイミングでアプローチできるのが魅力です。大手企業と資金力で戦わずに勝てる土俵があるのであれば、そこを狙わない手はないでしょう。関連キーワードで広告出稿を続け、専業メーカーだからこそ「○○ならあの会社だよね」と認知されるまでブランドを確立する―――これが専業メーカーがマーケットで勝つための重要な戦略になってくるのではないでしょうか。