製造業ホームページの問い合わせを増やす方程式

「集客×問い合わせ率=問い合わせ増加」

多くの製造業の企業では「せっかくホームページを持っているのに、なかなか問い合わせが増えない」という課題を抱えています。その原因の一つは「アクセスさえ増やせば成果が出る」という誤解にあります。実際に成果を出すためには、集客数問い合わせ率(コンバージョン率) の両方を高めることが不可欠で、この2つが掛け合わさることで問い合わせ件数の増加につながります。つまり、「集客×問い合わせ率=問い合わせ増加」という方程式が成り立ちます。

まず「集客」については、検索エンジン経由で必要なユーザーを的確に呼び込むことが重要です。リスティング広告やSEO対策を通じて、実際に見込み顧客が検索しているキーワードで露出を高めることで、購買意欲のあるユーザーをホームページに集めることができます。単なるアクセス増ではなく、質の高い訪問者を集めることがポイントです。

次に「問い合わせ率」。ユーザーがページを訪れても、製品の魅力や導入メリットがわかりにくければ行動にはつながりません。問い合わせフォームの導線改善、事例紹介やFAQの充実、専門性が伝わるコンテンツ設計など、細部まで磨き上げることで「問い合わせしたい」と思わせるホームページになります。

コスモブレインズは、この集客と問い合わせ率を同時に改善するトータル支援を行っています。広告運用、SEO、ランディングページ改善、アクセス解析、そして問い合わせ分析まで一貫して対応。製造業・建材業に特化して培った豊富な実績データをもとに、御社のホームページのパフォーマンスを最大化します。

以下にコスモブレインズでの実際の事例を紹介します。 

【ビイック株式会社】集客とリニューアルの同時進行で機会損失を減らしながらお問い合わせ獲得

ビイック株式会社様(住宅向け地盤調査)は、他社の成功事例をきっかけに「本気でWebマーケティングに取り組みたい」とご相談をいただきました。ご相談当時のホームページは数年前にデザインのみリニューアルしたもので、コンセプトやターゲットが存在せず、アクセス数も業界平均の半分程度しかありませんでした。

そこでまず事業内容・営業体制・ターゲット・競合をヒアリングし、アクセス解析で現状を把握。大きく「集客不足」と「サイトの方向性不在」という2つの課題を特定しました。

サイトリニューアルには時間がかかるため、機会損失を防ぐ目的で先行してリスティング広告を開始。これによりアクセス数は50%以上増加し、コンバージョンも20%改善。リニューアル完了後は直帰率・閲覧ページ数・滞在時間といった質的指標も改善され、最終的にコンバージョン数は以前と比べて約1.5倍に増加しました。

一方で、新たな課題も発見。お施主様からの問い合わせは増えたものの、工務店側のメリットが十分に伝わらず受注につながらないケースが判明しました。現在は工務店目線での情報発信や営業資料改善に取り組まれています。

お客様からは「リニューアルはゴールではなくスタート」との意識を持ち、今後も継続的な改善活動に取り組んでいくとのお声をいただいています。

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