防煙垂れ壁業界 Webサイト診断

Webサイトの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にWebサイトを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のWebサイトを主観的に評価しコメントしています。業界内では得ることが難しい第三者の意見として、Webサイトの改善にお役立ていただければ幸いです。

診断日:2020年12月-2021年1月


平林シート株式会社

診断URL:https://www.e-sheet.co.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
Webサイトを開いて真っ先に「コロナ対策 関連商品」というバナーが目に入り、会社としてのフットワークの軽さが窺えて好感が持てました。更新もまめです。
しかし、サイトの整理整頓が出来ていないようです。まず上部のメニューが多すぎます。さらにサイドメニューにも多くのコンテンツがあり、どこから見れば良いのか?欲しい情報がどこにあるのか?かえってわかりにくくしてしまっています。まずは上部に製品カテゴリを並べるのをやめ、TOPページ下部にある【カテゴリーから選ぶ】【用途から選ぶ】などをメインメニューに配置したほうが良いでしょう。「不燃」や「防塵」などで製品を分けた【機能から選ぶ】を追加しても良いかもしれません。また、TOPページはイベント用テントなどの画像よりも「選ばれるには理由があります」という画像を上部に配置した方が貴社の強みが伝わると思います。
サイト内に良い情報は眠っていそうなのですが、全体的に散らかっている印象でイマイチ全容を掴めませんでした。まずは情報を整理して優先順位を決め、シンプルな導線で配置し直すことをお勧めします。



東海物産株式会社

診断URL:https://www.tokai-b.co.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
2020年3月にリニューアルされたサイトです。デザインはすっきりとしていて好印象ですが、運用に色々問題がありそうです。まず【防水工事】のコンテンツが表示されず真っ白なままになっているのが気になりました。サイト公開時に間に合わなかったコンテンツが半年以上放置されているということでしょうか。早急にコンテンツを用意しアップされることをおすすめいたします。【内装仕上工事】のキャプションも「〇〇〇〇〇〇〇〇」になったままなので併せて修正されると良いでしょう。
次に「ログイン画面」がほとんどのページ右下に表示されていますが、誰が対象のコンテンツかよく分かりませんでした。ユーザーに向けて用意されたものであればきちんと説明が必要です。社内向けのログイン画面であれば、表示させないほうが良いと思います。あと「百年企業 百億企業」のバナーは会社概要のページだけに設置する方が個人的には良いと思いました。
サイトリニューアルは公開がゴールではなく、公開後が本番です。リニューアルにかけた予算が無駄にならないよう、しっかり運用して欲しいと思います。



株式会社商美

診断URL:http://www.sho-bi.co.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
1月にリニューアルされたばかりのWebサイトです。株式会社商美、株式会社商環、株式会社商美コーポレーションの3社のグループ体制を強調するのが今回のリニューアルの目的でしょうか。グループの目的や組織図の記載はあるのですが、会社ごとの差別化や事業範囲の違いがいまひとつ伝わりにくいです。せっかくですからグループ体制について詳しく説明したニュースリリースを用意されてはいかがでしょうか。各社のサイトを期待感を持って拝見したのですが、どのサイトも一番重要な【商品紹介】の部分が以前と同様、カタログ(PDF)に飛ばすだけになっており、残念な気持ちになりました。また、以前に引き続きグローバルメニューの【LINK】は準備中となっています。こちらもすぐに準備できないのであれば削除しましょう。3社とも同じようなつくりになっているので、個々のサイトの差別化というのも今後の課題になってくるでしょう。Webサイトはリニューアルして終了ではありません。サイトを育て、検証し、改善するというサイクルを回していくことが大切です。



株式会社ライフアートプランテック

診断URL:http://www.lap-parasmork.jp/

●診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
“大型施設が次々とパラスモーク導入を決定!” というキャッチに見合ったビジュアルが欲しいです。そして、選ばれる理由を同じビジュアル内でアピールしたほうが説得力が高まります。メッセージを最大限に伝えるデザイン・レイアウトになっていないのがもったいない。キャッチコピーを活かすためのキラーコンテンツにすべきなのは【施工実績】です。ここで実績数の多さをアピールするとともにユーザーの声や施工ポイントなどを詳しく説明できれば説得力が増すのですが・・・写真だけで終わっていて、すごくもったいないことをしています。そして、一番残念だったのは2014年8月1日以降お知らせの更新が止まっていること。せっかくのキャッチコピーが完全に裏目に出ています。最新情報を発信するのは最低限のスタートライン。まずはサイトを更新することを強くお勧めします。


※本資料では、執筆者宮本が特に気になった4社のWebサイトを対象に診断を行っています。
※Webサイト調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。

執筆者紹介
宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)
「これまでの経験を活かし第一印象からWebサイトを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」
《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」URL:https://eijimiyamoto01.blogspot.jp/