おはようございます。
本日のテーマは、「メーカー主導からユーザー主導へ」です。
当社がお手伝いさせていただいている製造業や建築業の販促活動も時代とともに変化してきています。
本日は、製造業・建築業の従来の販促活動とWebマーケティングについて書きたいと思います。
製造業・建築業の従来の販促活動
我々の業界の従来の販促活動は、代表的なもので以下の3つになると思います。
- 雑誌や新聞への広告
- 展示会
- ダイレクトメール
この3つの販促活動に共通している点は、「メーカー主導」の販促活動ということです。
「メーカー」ではなく「媒体社」と言い換えることもできると思います。
雑誌や新聞の発行日や広告特集などは当然、媒体社側のスケジュールによって決まりますし、展示会も1年間でほぼ主催者側がスケジュールを決めて、それに合わせて企業側は広告出稿や出展をすることになります。
ダイレクトメールに関しては、新製品やキャンペーンなど、まさにメーカー主導で行なう販促活動の典型です。
このように、製造業・建築業の従来の販促活動というのは、主に「メーカー主導」での販促活動と考えることができます。
Webマーケティングへの取り組み
一方で、2000年前後からWebを活用した販促活動も盛んになってきました。
代表的なWebでの販促活動の流れは、以下のような流れとなっています。
業界情報サイト
製造業や建築業でも2000年前後に業界情報サイトがいくつか開設され、そのサイトにバナー広告や製品広告を掲載する企業が増えてきました。
メールマガジン
各企業Webサイトも会社紹介型(リクルート)から製品紹介型へ移行し始め、企業からの情報発信を強化するためにメールマガジンも多く発行されました。
検索エンジン対策(Google,Yahoo!)
最近では、GoogleやYahoo!等の検索エンジンの普及により、リスティング広告やSEOといった検索エンジンマーケティングに本格的に取り組む企業が増えています。Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを導入している企業も増え、アクセス解析データを活用したサイト改善への取り組みも行われています。
Webマーケティングは「ユーザー主導」
製造業・建築業の従来の販促活動を「メーカー主導」とした場合、Webマーケティングは「ユーザー主導」と考えられるのではないでしょうか。
業界情報サイトや検索エンジンなどWebを使って情報収集をするユーザーは、能動的で目的を持って行動をしています。そのようなユーザーに対して適切なアプローチをするには、ユーザーが求めていることを提供してあげる、ユーザーが悩んでいることを解決してあげるという「ユーザー主導」という考え方がなくてはなりません。
受け皿となるWebサイトもユーザーに見てもらわなければ意味を成しませんので、ユーザーにとってわかりやすい、使いやすいWebサイトにする必要があるわけです。ただ単に、雑誌広告や展示会、ダイレクトメールなど従来の販促活動の考え方(メーカー主導)をWebに置き換えてもうまくはいきません。
Webマーケティングに取り組んでいく場合は、「ユーザー主導」を意識すると良い結果に繋がるのではないでしょうか。
本日もお読みいただきありがとうございます。
では、今週もがんばりましょう。
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