製造業や建築業でよくあるリスティング広告の失敗例②  すぐに予算を消化してしまう

おはようございます。

本日のテーマは、「製造業や建築業でよくあるリスティング広告の失敗例② すぐに予算を消化してしまう」です。

前回は、製造業や建築業でよくあるリスティング広告の失敗例①ということで、「クリック数が増えない」について解説致しました。

今回は、失敗例②の「すぐに予算を消化してしまう」について解説致します。

リスティング広告の失敗例②「すぐに予算を消化してしまう」

リスティング広告を実施したものの、すぐに1日の予算を消化してしまい、広告が表示されている時間が短い、成果に繋がらないなどということもよくお聞きします。その主な原因は下記の3つではないでしょうか。

  • ビッグキーワードを登録している
  • クリック単価が高い
  • キーワード数が多すぎる

ビッグキーワードを登録している

ビッグキーワードって何?という方は下記をご覧ください。
参考記事:ビッグキーワードとロングテールキーワード

このケースは、特に建築業(建材)の企業様からよくお聞きすることですが、初めてリスティング広告を実施する時に、ついつい陥りがちな失敗です。

ビッグキーワードは、月間検索回数が非常に多く、広い意味合いを持っています。

以下のようなキーワードが一例です。

キーワード 月間検索回数(Google)
手すり 74,000回
断熱 46,000回
耐震 301,000回
インテリア 823,000回
暖房器具 246,000回
照明 823,000回

月間検索回数は、Googleキーワードツールを使って調べた結果です。キーワードは一般的にも認知されている言葉で、月間検索回数も非常に多いことがわかると思います。

ビッグキーワードは、月間検索回数が非常に多いので、広告予算を掛ければ多くのクリックを獲得することは可能ですが、同時に言葉の持つ意味合いも広いので、必ずしも望んでいるユーザーを集客できるとは限りません。

「すぐに予算を消化してしまう」ケースの多くは、全体に対してビッグキーワードの占める割合が高く、ターゲット以外のユーザーにたくさんクリックされてしまっているということが言えます。このような無駄クリックを減らすために、ターゲットとなるユーザーをよく考えてキーワードを選定する必要があります。

 クリック単価が高い

広告予算を分解して考えてみると、広告予算はクリック数にクリック単価を掛けて求められますので、以下のような式になります。

広告予算=クリック数×クリック単価

クリック単価が低ければ(安ければ)、広告予算に対して多くのクリック数が獲得できますし、逆に高ければクリック数が減ってしまいます。当たり前ですが。

クリック単価が高い原因は、“上位表示にこだわっている”か“キーワードと広告文の関連性が低い”ケースが考えられます。

上位表示にこだわっている

特に競争が激しいキーワードや競合他社がリスティング広告を出稿している場合、ある特定のキーワードで上位に表示したい気持ちが先行し、クリック単価(入札単価)が高くなる傾向があるようです。

気持ちはわからなくもないですが、リスティング広告の目的を再確認した上で、全体最適を考える必要があるのではないでしょうか。

キーワードと広告文の関連性が低い

前回の“クリック率が低い“というところでも出てきたことですが、リスティング広告においてキーワードと広告文(しいてはランディングページ)の関連性を高めることは非常に重要です。

リスティング広告の仕組みは、関連性の高い広告は優遇され、安い入札価格で上位に掲載することができるようになっています。逆に関連性の低い広告は、同じ掲載順位を維持するにも高い入札価格が求められます。

結果として、キーワードと広告文の関連性が低いと、クリック単価が高くなり、予算の消化も早くなってしまいます。

リスティング広告を有利に進めるために、広告グループをテーマ毎に細分化し、キーワードと広告文の関連性を高めることは不可欠です。

キーワード数が多すぎる

最後は、広告予算に対してキーワード数が多すぎて、広告予算とキーワードのバランスが悪いケースです。

下記は先ほど式ですが、

広告予算=クリック数×クリック単価

クリック数をさらに分解すると、下記のようになります。

広告予算=広告表示回数×クリック率×クリック単価

キーワードを大量に追加することは、広告表示回数を増やすことですから、クリック率があまり変わらないとすれば、クリック数も増え、広告予算も足りなくなってしまいます。

このような場合、広告予算を増やせれば一番いいですが、広告予算が増やせない場合は、残念ながらキーワードを精査して、予算に見合った形で運用するしかありません。

今回も長くなりましたが、以上がリスティング広告の失敗例②ということで「すぐに予算を消化してしまう」について解説させていただきました。次回は、リスティング広告の失敗例③「効果があるのかよくわからない」をお送り致します。

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

では、本日もがんばりましょう。

 

お役立ちレポートダウンロード

リスティング初心者のためのFAQ集(全34ページ)

「リスティングってやってみたいけど…いまいち疑問だらけで手を出すのが不安。」

そんな悩みを抱えていらっしゃる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。本レポートでは、実際にお客様から頂く質問の中でもとりわけよくされる10の質問をピックアップしまとめています。

無料でダウンロードいただけますので是非ご活用ください。

レポートをダウンロード