Google が無料で提供しているキーワードプランナーは検索エンジンでの需要を調べるのに非常に役に立つツールです。
本日はキーワードプランナーを使ってモバイルの動向、デバイス別や地域別のデータを調査する方法を解説いたします。
注)キーワードプランナーの使用にはGoogleアドワーズのアカウントが必要となります。
調査方法
ここでは例として『端子台』という単体のキーワードを調べてみたいと思います。
キーワードプランナーの最初の画面で、[予算の配分とキーワードの分析情報を取得]>[検索ボリュームと傾向を取得]をクリックします。
キーワードには「端子台」を入力。ターゲット地域は「日本」を追加します。
[検索ボリュームを取得]をクリックします。
下記のように「端子台」の検索ボリュームの傾向(過去12か月間)が表示されました。
期間を広げたい場合はサイドメニューの[期間]をクリックしてください。
検索ボリュームの調査は多くの方が使っていると思いますので細かな説明は割愛します。
ここからモバイルの動向、デバイス別や地域別のデータを調査していきます。
先ほどの画面の[検索ボリュームの傾向]をクリックすると、モバイルの動向、デバイス別や地域別のデータが見れるメニューが出現します。
「端子台」はモバイルとタブレットを合わせて18%がモバイルでの検索となっていますね。
海外進出をしている企業は、サイドメニューのターゲット地域を[すべての地域]、言語を[英語]。
キーワードを[Terminal block]にすると国別に検索需要が見れて面白いです。
もちろん、複数の国を選択することも可能ですし、特定の国をターゲットにして、都市別に割合を見ることも可能です。
さらに自社のGoogleアナリティクスのデータを国別にチェックするとターゲット地域や言語など戦略が立てやすくなります。事前にGoogleアナリティクスで言語別にレポートを分けておくと良いでしょう。
参考:製造業の多言語サイトで、言語別にGoogleアナリティクスのレポートを分ける方法
まとめ
本日はキーワードプランナーを使ってモバイルの動向、デバイス別や地域別のデータを調査する方法を解説いたしました。このようなデータはリスティングだけではなくWeb戦略を考える際にも非常に役に立つデータだと思いますのでぜひ活用してみてください。
お役立ちレポートダウンロード
リスティング初心者のためのFAQ集≪2014年版≫(全34ページ)
「リスティングってやってみたいけど…いまいち疑問だらけで手を出すのが不安。」
そんな悩みを抱えていらっしゃる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。本レポートでは、実際にお客様から頂く質問の中でもとりわけよくされる10の質問をピックアップしまとめています。
無料でダウンロードいただけますので是非ご活用ください。