「Webサイトのアクセス数を増やしたい。」
Web担当者であれば誰しもが考えることですね。しかし、これがなかなか難しい。
そこで本日はWebサイトのアクセス数アップに役立つ、サーチコンソールの「検索アナリティクス」をご紹介します。
※Google ウェブマスターツールは「Google サーチコンソール」へ名称変更しました
参考:Google ウェブマスターツールが「Google Search Console」へ名称変更しました。
サーチコンソールに登録する
サーチコンソールの「検索アナリティクス」を使うには、前提としてサーチコンソールにWebサイトを登録しておく必要があります。
登録に費用は掛かりませんので、下記の記事を参考に登録しましょう。
検索アナリティクスとは
「検索アナリティクス」とはサーチコンソールの新機能で、従来の「検索クエリ」という機能が置き換わったものです。
今までは一部のユーザーにしか提供されていませんでしたが、5月からすべてのユーザーが利用できるようになりました。
言葉が紛らわしいですが、Googleアナリティクスで見れる機能ではありませんのでご注意ください。
検索アナリティクスを使うと、自社のサイトがどれくらいの頻度でGoogleの検索結果に表示されたのかがわかります。
実際の検索アナリティクスのレポートは下記です。
検索アナリティクスでできること
基本的な使い方を見ていきましょう。
4種類のグラフを表示
検索アナリティクスではクリック数、表示回数、CTR、掲載順位の4種類の指標をグラフ化することができます。
- クリック数: 特定のクエリの検索結果に表示されたサイトのページをユーザーがクリックした回数。
- 表示回数: 検索結果にサイトのページが表示された回数。
- CTR(クリック率): 表示回数のうち、実際にクリックされてサイトへのアクセスにつながった割合。
- 平均掲載順位: 該当するクエリの検索結果ページでのサイトの平均掲載順位。
見たい指標にチェックを入れましょう。
データのフィルタリング
例えば、特定のクエリ(検索キーワード)だけみたい、特定のページだけ見たい、といった時はフィルタリング機能を使うと便利です。
フィルタを掛けられる項目は以下の6つです。
- クエリ
- ページ
- 国
- デバイス
- 検索タイプ
- 日付
ラジオボタンにチェックを入れて、「フィルタなし▼」をクリックして、フィルタを指定してください。
4種類のグラフとデータのフィルタリングの2つが基本的な使い方になります。
まとめ
本日はサーチコンソールの「検索アナリティクス」をご紹介しました。Webサイトのアクセス数を増やすには、ユーザーに役立つコンテンツを増やしていく以外にはありません。その施策がうまくいっているのかを「検索アナリティクス」で検証すると良いと思います。
次回は サーチコンソールの活用方法について書きたいと思います。
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