Googleアナリティクスを使ってサイト改善をしようと思ったら、直帰率を下げようと考える方も多いのではないでしょうか。
Googleアナリティクスのランディングページレポートを見れば、どのページが直帰率が高いのかを確認することができますよね。 直帰率が高いページが特定できたら、次のステップはどのページから改善するかを考えると思います。
そこで、役に立つのが本日ご紹介する「加重並べ替え」です。
「加重並べ替え」を使うと、セッション(訪問数)を考慮して、改善するべきページ順に自動で並び替えてくれます。非常に便利な機能なので、ご存じない方はぜひお試しください。
では、手順を解説いたします。
ランディングページで直帰率が高い順に並び替える
Googleアナリティクスの左メニュの【行動】>【サイトコンテンツ】>【ランディングページ】へ進みます。
ランディングページレポートは、セッションが多いページ順に並んでいます。
直帰率が高いページを特定したいので、直帰率が高い順に並び替えをしたいと思います。
[直帰率]の列をクリックしてください。
これで、直帰率が高いページ順に並び順が変わりましたね。
直帰率が100%のページが上位に来ていますが、セッションが1とか2しかないページですね。
直帰率が高いとはいえ、1セッションしかなければ、サイトを改善した効果は限定的です。
逆に、ページ7のように直帰率が77.63%でも、733セッションあるページを改善した方が効果的ですね。
ここで「加重並べ替え」を使ってみましょう。
「加重並べ替え」を選択する
[並べ替えの種類]をクリックし、[加重]を選択します。すると、セッションを考慮して、並び替えられました。
このように「加重並べ替え」を使うと、ある程度セッションが多く、直帰率が高いページを抽出することができます。
問題ページの特定に掛ける時間が軽減された分、より改善方法を考える時間に使えそうです。
まとめ
ランディンページレポート以外にも、[集客]では[チャネル]、[すべてのトラフィック]、[すべての参照]、[キャンペーン]、[キーワード]の新規セッション率や直帰率、コンバージョン率などでも使えます。「加重並べ替え」機能は、知っていると非常に便利な機能ですので、ぜひご活用ください。
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