Webディレクターが教える、サイト制作時に考えるべき7つのこと:6限目 Webサイト制作の予算感を考える

Webディレクターが教える、サイト制作時に考えるべき6つのこと:7限目 Webサイト制作の予算感を考える

前回のおさらい

Webサイトを制作する際は「費用対効果」をキチンと考えて、本当のチカラを引き出しましょう… そのためには「時間」や「手間」というリソースを使うこと。そして協力者を確保することが大事… というお話しをさせていただきました。

詳しくは前回の記事をご覧ください。

5限目 より質の高いWebサイトを制作するための心構え

では6限目です。

Webサイト制作。さて、費用はどれくらい?

もしかしますと一番知りたいことは費用に関してではないかと思います。 なぜならばWebサイト制作にかかるコストは制作会社さんや個人のWebデザイナーさんによって“考え方”が違いますし、 “まったく異なる観点”の見積もりが出てくるからです。それこそ10万円から500万円くらいの幅で、です。

ですが、これは決して「ぼったくり」(言葉が良くないですね)をしようとしているのではなく、 Webサイト制作の場合は、例えばページ数などの情報だけでは詳細な見積もりが作れないからなのです。

どうして見積もりに「幅」がでてくるのか。

制作をするWebサイトのボリューム感が同じであっても

  • 打ち合わせの回数や頻度
  • デザインにかける時間と労力
  • 更新作業をしやすくするシステム(CMS)の導入検討
  • お問い合わせフォームを設置するのか
  • 原稿の準備と推敲はだれが行うのか
  • そもそも、どんな原稿を作ればいいのか
  • 不足している材料の調達は

など、お見積もりを左右する要素はたくさんあります。

実際には、どのくらいのボリューム(ページ数)で、役割分担はどうするのか、Webサイトに求める成果は… などによって金額は変化するのですが、コスモブレインズの考えるWebサイト制作のおおまかな予算感は 最低で80~100万円、標準が150~200万円、難しいWebサイトで300~400万円という金額を想定しています。

制作費だけがWebサイトにかかるコストではありません。

もちろん、制作費を支払えば制作会社さんはWebサイトを作ってくれます。 しかし、それだけではWebサイトを公開することはできないのです。

まず必要になるのが「ドメイン」と「サーバ」のコストです。 ドメインとはWebサイトの住所(アドレス)であり、サーバとはWebサイトを置いておく場所を指します。 ドメインには年間使用料、サーバには月額使用料(年間契約もあります)がかかります。 これが「維持・管理費」にあたります。おおよそ月額で1~3万円程度を考えています。

そして、もっとも大事なことが「運用・更新」にかかるコストです。 Webサイトは定期的に情報を更新し、内容を充実させていくことが本当に大切です。

詳しくは、4限目 Webサイトの公開はゴールではなくスタート!をご覧ください。

いつまでも古い情報を掲載しているWebサイトを見ると、正直不安になりませんか? もちろん、Webサイトに訪れるユーザーの頻度がB to C業界のように頻繁にあるわけではありません。 それでも2ヶ月程度をメドに「更新する」という意識を持ち続けることが重要であると私は考えます。 いままではカタログなどを含めた、いわゆる「紙メディア」を中心に業務を行ってきた方が多いため、 イニシャルコスト(初期投資)にはご理解いただけても、ランニングコスト(運用・更新)を考えてくださる お客さまが少ない、というのが実情ですね。

ちなみに運用・更新にかかるコストですが、「何をどこまで制作会社に依頼するのか」によって違いがありますが、 少なくとも年間で30~60万円くらいを想定しても良いのだと思います。

6限目のまとめ

Webサイトを制作する際のコストについて書いてみました。

今回お伝えしたいのは、テンプレートに用意した原稿や画像をはめ込んだだけのWebサイト制作ではなく、 サイトの目的をキチンと考え、構成を決め、信頼できる制作会社さんと取り組んでいただきたい ということです。

コンサルティング費、企画構成費、デレクション費など色々呼び方はあると思いますが、 パートナーとして「どれくらい深くかかわってもらうか」という考え方を、是非ともお持ちいただきたいのです。

暫定的に制作費は上限200万円、運用・更新費は月額4万円などのメドを決めて、 「この予算の中で出来ることをやりたい」と制作会社さんにご相談することが最良だと私は思います。

次回は7限目になります。私の予定では最終回のハズです 笑 今までの授業で確認してきたことを踏まえて、実際にはどのような会社(または個人)にWeb制作を依頼すればよいのか? についてお話ししたいと思います。

それでは7限目「Webサイト。誰につくってもらう?」でお会いしましょう。

(デザイン部 山崎)

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製造業Web担当者のためのWebサイト制作ガイド(全30ページ)

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本レポートではサイト制作やリニューアル時に考えると『良い』と思われるコトをWebサイトをディレクションする側の目線でまとめました。サイト制作の技術的な話ではなく、考え方の部分にフォーカスした内容です。
サイト制作でお困りの方は、ぜひご一読ください。

※本レポートは「Webディレクターが教える、サイト制作時に考えるべき7つのこと(全7回)」のコラムを再編集したものです。

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