サイトリニューアルを行う時や競合調査を行う時、Webサイトのページ数を簡単に調べたいと思うことはありませんか?
小規模のサイトであれば、1ページずつ数えていく方法もありますが、時間も掛かりますし、見落としてしまうページも出てきてしまいます。
そこで本日は、簡単にWebサイトのページ数をカウントする方法をご紹介します。競合調査にも活用できますので、参考にしていただければ幸いです。
「site:」コマンドを使う
やり方はいたって簡単です。
Googleの検索ボックスに「site:調べたいWebサイトのドメイン名」を入力します。 (Yahoo!でも大丈夫です。)
弊社のWebサイトのページ数を調べたければ、以下のように入力します。
検索ボタンをクリックすると下記のような検索結果の画面になります。
左上にヒットした検索結果の件数が表示されていますね。
これが、Webサイトのおおよそのページ数となります。
厳密には、Googleにインデックス(検索エンジンのデータベースに登録されていること)されているページ数になるので、実際のページ数とは多少の違いはありますが、ウェブサイトの規模感をざっくりと把握するには十分でしょう。
サブドメインやサブディレクトリの場合
企業によっては下記のようにサブドメインやサブディレクトリを使っている場合もあるでしょう。
サブドメイン:http://blog.webplus-listing.com/
サブディレクトリ:http://www.webplus-listing.com/blog
サブドメインやサブディレクトリの場合でも、下記のようにすれば調べることができます。
サブドメイン site:blog.webplus-listing.com
サブディレクトリ site:webplus-listing.com/blog
上場企業の一部署などは、Webサイト全体を調べてもあまり意味がありませんので、サブドメインやサブディレクトリで調べると良いと思います。
PDFファイルを指定する
PDFなどのファイルを指定する場合は、ドメイン名の後に「filetype:」を入力すればできます。
site:webplus-listing.com/ filetype:pdf
「filetype:」の前にマイナスを付けると、PDFを除くページ数もカウントできるようです。
site:webplus-listing.com/ –filetyape:pdf
PDFでカタログや技術資料などをたくさん公開している企業は、ページ数が想定外の数字になることがありますので、PDFを除いておくと良いでしょう。
競合他社とページ数を比較してみる
私はこの「site:」コマンドを使って、競合他社とページ数を比較したりします。
一概にページ数が多ければ良いというものではありませんが、専門性の高い製造業Webサイトの場合はページ数が訪問数に比例することが多くあります。
検索エンジンでよく上位に表示されているサイトは、ページ数が多くコンテンツが充実しています。
「訪問数が増えない」、「検索エンジンで上位に表示されない」とお考えの方は、競合他社とページ数を比較してみると良いのではないでしょうか。
まとめ
本日ご紹介した「site:」コマンドを知っていると、簡単にWebサイトのページ数(規模感)を把握できるので便利です。
ただ、「site:」コマンドを使ったページ数は正確ではありませんので、あくまで目安として考えるようにしてください。
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製造業Web担当者のためのWebサイト制作ガイド(全30ページ)
本レポートではサイト制作やリニューアル時に考えると『良い』と思われるコトをWebサイトをディレクションする側の目線でまとめました。サイト制作の技術的な話ではなく、考え方の部分にフォーカスした内容です。 サイト制作でお困りの方は、ぜひご一読ください。
※本レポートは「Webディレクターが教える、サイト制作時に考えるべき7つのこと(全7回)」のコラムを再編集したものです。