なぜユーザーは直帰するのか?直帰率が高い原因を考えてみよう

Googleアナリティクスを活用したサイト改善というと「直帰率の改善」から始める人も多いのではないでしょうか?直帰率を改善すると、他のページへ多くのユーザーを回遊することができ、Webサイトの目標達成に繋がりやすいでしょう。しかし、一概に「直帰率が高い=悪いページ」と言うことでもありません。

そこで本日は、直帰率が高い4つの原因をご紹介いたします。

▼目次

    1. 原因①:期待している情報がページにない
    2. 原因②:期待通りの情報はあったが、次にどのような行動を取れば良いかわからない
    3. 原因③:1ページで内容が完結していて、ページ内容に満足した
    4. 原因④:アクセス解析ツールの仕様上、直帰と計測される
    5. まとめ

原因①:期待している情報がページにない

期待している情報がページにないと判断したユーザーは検索エンジンや参照サイトから何かしらの期待を持って、あなたのWebサイトに訪れます。訪れたページに期待している情報が書いてないと判断した場合、ユーザーはそのページを離脱してしまいます。
では、ユーザーはどのような時に「期待している情報が書いてない」と判断するのでしょうか?考えられる3つケースを挙げてみます。

関連性が低い

1つ目は、直前の内容と訪れたページの関連性が低いケースです。
代表的な例は、検索キーワードとランディングページでしょう。ランディングページに検索キーワードに関連した情報がなければ、ユーザーはがっかりしてしまい、そのページを離れることになります。

ユーザーは必ずしもそのページで情報を探す必要性はありませんので、期待している情報がないと判断すれば、再び検索エンジンに戻り、その他のWebサイトを探すことになります。

情報が不足している

2つ目は、情報が不足しているページです。
訪れたページに関連する情報は書いてあるものの、内容が物足りないといったケースです。
どの位の情報を盛り込めば、ユーザーが満足するかという基準は判断が難しいところですが、極端に情報が少ないということはわかるはずです。ユーザーの対場に立ってページ内容を考える必要があります。

情報に気付かない

3つ目は、ユーザーが情報に気付かないことです。
先程の例で言うと、仮にランディングページに検索キーワードにマッチした情報があったとしても、ユーザーがランディングページを見た瞬間に、「探している情報がありそうだな」と気付いてもらわなければいけません。

文字が小さくて見にくかったり、キャッチコピーがずれていたり、スクロールしないと目的の情報に辿り着けないようなページもよく見掛けられます。

原因②:期待通りの情報はあったが、次にどのような行動を取れば良いかわからない

次にどのような行動を取れば良いかわからないページに期待通りの情報があっても、ユーザーは直帰してしまうこともあります。
それは、ページを読み終わった後に次の行動に繋がるメッセージ(リンク)がない場合です。

ユーザーがそのページを読み終わった後、どのような気持ちになり、次にどのような行動を求めているかを考えなければいけません。

そのページを読んで新たな疑問が出てきたかもしれませんし、製品の価格や事例など詳細情報を知りたくなったかもしれません。メッセージはページの内容によって変わってきますが、ユーザー視点で考えることが大切です。

もう一つ考えておきたいのがメッセージ(リンク)の配置です。

ユーザーはページを読みながら画面をスクロールしていきます。ページの上部にはグローバルナビゲーション、横にはサイドナビゲーションが用意されていると思いますが、ユーザーが画面をスクロールしていくと、それらのメッセージ(リンク)は隠れて見えなくなってしまいます。(稀に追尾型もありますが)

ページを最後まで読んで、ページのトップに戻ってもらえれば問題はないかも知れませんが、すべてのユーザーがページのトップに戻るとは考えられません。

ユーザーに見えないメッセ―ジ(リンク)は、メッセージが伝わっていないことと同じですので、メッセージ(リンク)の配置にも配慮をしたいところです。

原因②:期待通りの情報はあったが、次にどのような行動を取れば良いかわからない

1ページで内容が完結していてページ内容に満足した先程の2つはページに問題があるケースでしたが、ページに問題がなくても必然的に直帰率が高くなるページもあります。

訪れたページの内容が1ページで完結していて、そのページのみでユーザーの目的が達成された場合も直帰となってしまいます。先程までのケースとは違い、ページに特に問題がなくても、ページの性質によっては直帰と計測されてしまうことがあるので注意が必要です。

例をあげてみましょう。

原因④:アクセス解析ツールの仕様上、直帰と計測される

製造業や建築業などのB2Bサイトでは、製品の詳細ページに価格や仕様が掲載されています。なかには比較がしやすいように一覧表になっているページもよく見掛けられます。このようなページでは、ユーザーが価格や仕様の確認のために訪れる(型番検索などで)ことがあるため、直帰率が高くなることがあります。

このようなユーザー行動は直販をしていないメーカーサイトではよくあることでしょう。そのページをブックマークに登録しておく、プリントアウトしてブラウザを閉じるということもよくあります。

FAQページ

メーカーのサポートサイトなどでは、ユーザーの悩みを解決するFAQページがあります。このような、質問に対して回答が掲載されているページも1ページで完結していることが多くあります。ユーザーは悩みを解決できれば、目的が達成されますので、直帰するというのはごく普通の行動です。

ブログ記事

ブログ記事は、基本的に1つの記事で内容が完結しています。最新記事が投稿されればその記事を読むためにサイトに訪問し、記事を読み終われば、ユーザーは満足してブラウザを閉じることになります。固定のファンがいるブログなどでは、顕著に直帰率が高くなります。

このように1ページで内容が完結していて、ユーザーがページ内容に満足した場合は、直帰率が高くなる傾向があります。直帰率が高いからといって、すべてのページを改善する必要はありません。

原因④:アクセス解析ツールの仕様上、直帰と計測される

最後はアクセス解析ツールの仕様上、直帰と計測されてしまうケースをご紹介したいと思います。アクセス解析ツールはGoogleアナリティクスを想定しています。

PDFや外部サイトヘのリンク

訪れたページの内容がPDFファイルや外部サイトへのリンクといったケースがそれにあたります。PDFファイルはウェブページではないので、Googleアナリティクスで計測することができません。外部サイトも自社のサイトではないのでどのくらい遷移(クリック)しているのかわかりません。

このようなページはGoogleアナリティクスの仕様上、直帰という扱いになってしまうため、直帰率だけではそのページの良し悪しを判断することができません。

※Googleアナリティクスではイベントトラッキングという機能を使用することによりPDFや外部リンクのクリック数を計測することができます。ご興味のある方は下記をご覧ください。

参考:イベントについて
https://support.google.com/analytics/answer/1033068?hl=ja

まとめ

本日は、直帰率が高い原因についてご紹介させていただきました。言われてみれば当たり前の事ばかりですが、サイト運営者という立場になると見落としてしまうことも少なくありません。

Webサイトを制作するにあたり、デザインや構成など様々なことを考慮しなければいけませんので、必ず直帰率の高いページは出てきてしまいます。「直帰率が高い⇒悪いページ⇒改善が必要」とすぐに考えずに、ページの性質やユーザーの属性など複合的に考えて「適正な直帰率か?」の判断をすると良いのではないでしょうか。

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

では、今日も頑張りましょう。

 

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