アクセス解析の目的とは?

2014年1月28日発行号のメルマガコラムをお送りいたします。

前回より「Googleアナリティクス~解析の基本~」シリーズをお送りしています。第2回は「アクセス解析の目的とは?」をお送ります。

前回のコラムでは、アクセス解析はあくまで現状把握の手段でしかない、というお話でしたね。

アクセス解析ツールを導入したからといって、問題点や改善策を教えてくれるわけではありません。解析データからサイトの現状を把握し、課題を見つけ、改善施策を行なっていく、というサイクルを回していくことが大切になってくる訳ですね。

今号では、次のステップに進み「アクセス解析の目的」について考えてみたいと思います。

唐突ですが、皆さんがアクセス解析を始めた、もしくは始めようと思った目的は、どのような事だったでしょうか?

私の推測ですが、おそらく下記の4つ程に集約されるのではないでしょうか。

  • Webサイトの現状を把握したい。
  • 施策の検証をしたい
  • Webサイトの課題を発見したい。
  • Webサイトを改善したい。

では、なぜ皆さまはWebサイトの現状を把握したり、検証したり、課題を発見したり、改善したり、したいのでしょうか?

それは、間違いなく【Webサイトの目標を達成するため】でしょう。

もう少し大きく捉えるとマーケティング目標や事業目標を達成するためと言い換えられるかもしれませんね。企業がWebサイトを運営する以上、そこには何かしらの目的や目標がある筈です。それらを実現するために、時間やお金を掛けてアクセス解析を行なう訳ですね。

何が言いたいかというと、アクセス解析を始める前に大前提として、【Webサイトの目標】をしっかり立てておかなければ、アクセス解析を活用することは難しいということです。偉そうなことを言っておりますが、これは私がGoogleアナリティクスというアクセス解析ツールを使い始めた時の失敗から学んだことです。その時のことを少しお話ししますね。

アクセス解析ツールを導入すると様々なデータを自動で取得してくれます。私はGoogleアナリティクスの解析データを、日々見ては「新規の訪問が少ないなぁ」とか「このページは直帰率が高いなぁ」とか「コンバージョンが増えないなぁ」などと問題点らしき事を見つけていました。その当時、ようやくGoogleアナリティクスの書籍が出始めた時期でもありましたので、書籍を読んでは、見よう見真似で解析データをチェックし、改善を繰り返していました。

細かな解析データを見れば見るほどWebサイトの問題点は出てきますので、その改善作業は業務の中でかなりの時間を割くようになり、徐々に負担が大きくなっていったことを覚えています。問題点があり過ぎて、どこから改善していけば良いのかわからなくなってしまうことも少なくありませんでした。そんなこんなで1年ほど経った時期に、過去1年間のデータを集計してみると、あれだけ時間を掛けてアクセス解析をしてきたにもかかわらず、劇的な成果は見られなかったんですね。正直、ショックでした。

この時始めて、「何のためにアクセス解析をやっているんだろう?」と真剣に考えたのかもしれません。この頃の私は、アクセス解析の目的は曖昧で、行きあたりばったりで改善を行ない、アクセス解析をやったような気になっていたのだと思います。

アクセス解析の目的が、【Webサイトの目標を達成するため】と考えれば、事業目標に紐付いたWebサイトの目標を明確にすることが不可欠です。そして、Webサイトの目標を達成するための経過目標を設定し、アクセス解析で見るべき指標に落とし込んでいくというプロセスが必要です。

このプロセスを辿れば、闇雲に解析データを見る必要はないですし、サイト改善の優先順位ややるべきことも明確になります。そして何よりも改善サイクルを回し続けられるので、Webサイトの目標達成に繋っていきます。

皆さまは、Webサイトの目標は明確でしょうか?

私のような失敗を繰り返さないようにWebサイトの目標を明確にした上で、解析データを見るようにしてくださいね。

次回は、実際にGoogleアナリティクスのどの指標を見ていけば良いのか?を詳しく説明していきたいと思います。

※「Googleアナリティクス~解析の基本~」(全10回)の記事一覧はこちらからご覧いただけます。

 

お役立ちレポートダウンロード

まずはこれだけ押さえよう!Googleアナリティクス~解析の基本編~(全26ページ)

Googleアナリティクスは高機能であるが故、解析データを「どう見れば良いかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

本レポートでは初心者の方にもGoogleアナリティクスをご活用いただけるよう、基本的な考え方と知識についてまとめました。

無料でダウンロードいただけますので是非ご活用ください。

レポートをダウンロード