SEOを試行錯誤した結果に辿り着いたリスティングで、WebサイトのPDCAサイクルを回すことに成功(有限会社イーエムディー)

2013年10月09日

1点からでも高性能な産業用PC部材を購入できるECサイトを運営

emd_img01有限会社イーエムディーは、2000年から1点からでも高性能な産業用PC部材を購入できるEasy-buy(イージーバイ)というECサイトを運営しています。

「Webマーケティングに取り組んだきっかけは、大手のショッピングモール型サイトが立ち上がり始めた時から、徐々にサイトの売上・顧客数が減少し、特に同社が運営しているECサイト(Easy-buy)のサイト訪問者が減少してしまったことです。」と語るのは、ECサイト(Easy-buy)のサイト運営からプロモーションまですべてを担当している大槻剛氏です。

大手インターネット広告会社でSEOサービスを実施

その当時、SEOやページランクといった単語が流行し始めた頃でもあり、同社でもECサイトへの訪問者を増やすためにSEOを検討したそうです。しかしながら、 SEO施策はサイト管理者の一般知識では到底何を行えばよいかわからず、また中小企業の場合それに対してのリソースを割り当てる事が難しいため、最終的には信頼性の高い大手インターネット広告会社のサービスを申し込む事となりました。

大手インターネット広告会社でSEOを行なっていた期間は約3年。
実感した効果と課題を大槻氏は次のように語る。

「SEOサービス後、GoogleやYahooでは確かに検索を行なうと1位で表示されるが、サイトのアクセス数は横ばいで顧客数や売上は何も変わらなかった。確かにSEO施策を外注することによって、社内業務として手が離れることはできたが、一方通行な提案だったため、どのような施策を行なっているのか不透明な部分が多く、社内の知識は全く蓄積されない状態が続いていた。」

再び大槻氏自身もサイトのアクセス数アップ、最適化を試行錯誤するが、本来何をしたら良いのかがわからないためサイトコンテンツの変更が自己満足的になり、再びHTMLの記述やサイト運用の負担が増えるだけとなってしまったそうです。

「結局のところ、SEOで掲載順位が上がる以外は、顧客数や顧客の視点・行動といったサイト自身を最適化するという本来の目的は、何も改善されないことを身に染みて感じた。」と大槻氏は言います。

リスティングも最初は躊躇した

その他の集客施策としてリスティングも知ってはいたが、SEOで痛い目をみているので、最初は疑心暗鬼になっていたそうです。

「広告がクリックされるだけでSEOと同じく顧客はサイトを開くが、その後のページは見てくれないのではないか?と踏み切る勇気がなくなっていた」と大槻氏は当時の心境を語ります。しかし、それ以上に売上・顧客数の減少は続き、数か月後からリスティングを実施することになったそうです。

なぜ、コスモブレインズのリスティング運用代行サービスを選んだのか?という質問に大槻氏はこのように答えてくれました。

「理由の一つ目は、当社が扱っている産業用PC部材のような専門的な業界のキーワードに強いということです。どちらの会社もキーワード選びは得意と言われていましたが、コスモブレインズさんは「月刊EPD」というエレクトロニクス業界向けの専門誌を出していたので説得力がありましたね。二つ目は、Googleアナリティクスのデータを見ながら当時の集客の問題点はもちろん、リスティングを行なった後のサイト改善も視野に入れて分かりやすく説明してくれたことです。コスモブレインズさんのセミナーに参加して踏ん切りがつきました。」

リスティングを行なってみて実感した効果

emd_img02コスモブレインズでリスティングをスタート後、「アクセス数を向上したい」というSEO前からの課題の改善が、翌月から変化し、数年経っている現在も上昇中となっていると言います。

SEOからリスティングに切り換える際に検索順位の低下やアクセス数の減少を心配していたが、結果として大幅な減少はなかったようです。むしろリスティングに鞍替えをした翌月から、それまで日別1桁のアクセスが2桁にかわり、半年を過ぎたあたりから3桁に変わったそうです。

「今までは、毎月の顧客はその月の顧客、つまり終わってしまえばまた新しい月の新規顧客が来ていただけの自転車操業になっていました。しかし、その新規顧客からリピーター客になる確率が上がってきたと感じるので、毎月の顧客が翌月の結果に付加される形で成長率が実感できる。そして現在も増え続けるので投資をしても、それ以上に過去の顧客が訪れてくれるので、見込み客数が横ばいになることがない。」と大槻氏は語ります。

さらに、目的にあった顧客がサイトを訪問してくれるようになり、クレーム等や的外れのお問い合わせも激減したそうです。

リスティングからサイトのPDCAサイクルが回りだした

大槻氏は、リスティングを開始してからサイトのアクセス数アップや売上増加だけでなく、サイトの改善やSEOも進んだと言います。

「キーワードレポートを見ながら、なぜそのような結果となったのかを分析して説明してもらえるため、サイトの問題点や改善策のアイデアが多く生まれるようになった。また難しい分析や統計をサイト運営者がわかる内容に翻訳してもらえるので、社内でSEOを行なえるようになった」と大槻氏は評価します。

サイトのキーワードと押したい商品のキーワードやカテゴリーが専門の蓄積されたナレッジから最適な物を提案してもらえることが、知識やこういった技術がない弊社からしてとても「楽」で負担が少なく、サイト改善やSEOへリソースを割り当てることができていると言います。

オンラインショップ「Easy-buy」

オンラインショップ「Easy-buy」

「振り返って見ると、キーワードや情報の抽出は一番思いつかない上、それがわからないからSEOできなかったというのが大きい。リスティングをやってみて色々なことがわかりましたね。」(大槻氏)

今後については、リスティングに加えてGoogleアナリティクスを活用したアクセス解析にも積極的に取り組んでいきたいと語ります。「解析データを元にトップページや関連製品への導線、カート機能など、ユーザー視点のサイトに改善していきたい」と抱負を語ります。

カテゴリー: 製造業